世界で最も成功したミュージシャンランキングTOP4
音楽の世界に入ったきっかけや扱うジャンルに関係なく、レコーディングして成功を願うミュージシャンは皆、同じような夢を持っている。他の人とは違う斬新さとクリエイティブさによって成功したアーティストが何百人もいるが、すべての目標を達成することができるのはほんの一握り。ほとんどのミュージシャンは1、2曲のヒットを収め、何枚かのアルバムも成功させるが、大衆音楽の軌道を大きく変え、後に続く新世代アーティストたちのために新たな分野を開拓する人はほとんどいない。
下記のリストでは、大多数の人が予想したミュージシャンもいれば、少し意外なミュージシャンもいるかもしれない。ぜひ続きを読んで、自分のお気に入りのバンドがランクインしているかどうかチェックしてみよう。
第1位 ビートルズ
ビートルズは、音楽業界史上最も成功したアーティストという名誉ある記録を保持している。1960年、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターがイギリスのリバプールにてバンドを結成。世界総売上枚数は空前の大ヒットとなり、シングル16億枚、アルバム6億枚を記録している。『A Hard Day’s Night』『Help!』『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』『The White Album』『Abbey Road』『Let It Be』など、多数の最高傑作が生み出されたが、バンドは1970年に早すぎる解散を迎えた。
第2位 エルヴィス・プレスリー
1956年に1stアルバム『Elvis Presley』を発表して以来、”キング・オブ・ロックンロール”と称されるエルヴィス・プレスリーは、その黄金の歌声ととんでもないダンスの動きで、音楽業界のシーンを一変させた。『Blue Hawaii』『Girls! Girls! Girls!』など、ヒット映画作品のサウンドトラックも多数リリースし、オリジナルのスタジオアルバムと同じか、それ以上の売り上げを記録した。エルヴィス・プレスリーは、完ぺきなハートを持つイケメンアーティストとして女性から絶大な人気を獲得し、彼が訪問した先のほとんどでは暴動が起きた。今日では、熱烈なファンは、テネシー州メンフィスにあるエルヴィス・プレスリーの遺産/博物館「グレイスランド」を訪れれば、彼の生涯を垣間見ることができるだろう。
第3位 ブルース・スプリングスティーン
ブルース・スプリングスティーンは、長い間、労働者階級について歌うアーティストとみなされてきた。というのも、彼の音楽が、銀のスプーンを口にくわえずに生まれた人々の生活をしばしば描写していたからだ。彼の代表作である『Born in the U.S.A.』をはじめ、『Born to Run』などには、夏のラブソングや仕事の疲れを癒す曲が多く収録されている。ニュージャージー出身の彼は、2019年にザ・Eストリート・バンドとタッグを組まないことを明らかにし、ファンの期待を裏切ったが、次作アルバム『Western Stars』がその打撃を和らげてくれることに期待したい。
第4位 マイケル・ジャクソン
“キング・オブ・ポップ”と称されたマイケル・ジャクソンは、史上最高のパフォーマーの一人であり、ポップミュージックの象徴でもあった。一方、彼の私生活はスキャンダルに彩られ、そのいくつかは死ぬまで尾を引いたが、1stアルバム『Got to Be There』から『Thriller』『Bad』『Dangerous』などの大ヒットシングルまで、彼の音楽は何百万人ものファンに愛され続けている。レコードの総売上枚数についてはかなり異論があるが、大方の予想では数億枚と予想されている。全米で30回ものマルチ・プラチナム・ディスクを記録したアーティストは唯一彼だけである(ちなみに対象曲は『Thriller』)。