Jazz Loves Chopin
ジャズラブズショパン
Michal Sobkowiak
ミハウソブコヴィアク
¥2,315 + 税
ショパンの名曲の数々を取り上げ、「ジャズ」というフィルターを通して形にしたオリジナル作品である。クラシックの気品溢れる空気感とヨーロピアン・ジャズの叙情的かつ温かみのあるメロディアスな旋律が見事に融合し、斬新なクロスオーバーを楽しむことができる。ジャズがメインだが、クラシカルなアプローチが含まれており、ポップ・ソングの匂いも随所に感じられ、キャッチーでとても聴きやすい。ショパン特有の甘く切ないメロディーが見え隠れしながらも、即興的で叙情的な音楽に思わず惹き込まれる。ミハウの確かなテクニックと澄んだ音色、センスと多様性に満ちたアレンジと表現力は圧巻であり、品位と独創性を併せ持ったジャジーなボイシングも非常に美しく印象的。そして、まるで語りかけているかのような優しくソフトな調べには、彼独特の世界観がたっぷりと散りばめられている。アシュケナージ親子が来日公演の際に使用したフルコンサートグランドピアノを用いたハイレゾ録音による高音質なサウンドとともに、贅沢な音楽空間を味わえる。
タイトル | アーティスト | 演奏時間 | |
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01.Day Is Done (inspiration from 「舟歌」) | 4:55 | ||
02.Twinkle Of Hope (inspiration from 「ノクターン 第2番」 & 「ウェン・ビューティフル・メイデン」) | 5:03 | ![]() |
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03.Waiting Room (inspiration from 「エオリアン・ハープ」) | 5:20 | ||
04.Lazy Afternoon(inspiration from 「前奏曲 第7番」) | 4:49 | ![]() |
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05.Nurse Black Shoes (inspiration from 「バラード 第1番」) | 1:31 | ||
06.Sidewalks Of Some Town (inspiration from 「雨だれ」) | 3:10 | ||
07.Never Ready (inspiration from 「革命のエチュード」) | 5:34 | ||
08.Passing Through (inspiration from 「葬送行進曲」) | 5:01 | ||
09.With A Strut(inspiration from 「マズルカ 第43番」) | 5:09 | ||
10.One Gallon Coke(inspiration from 「マズルカ 第35番」) | 5:34 | ![]() |
ポーランドの音楽家の家庭に生まれる。10歳でテレビ番組に出演しピアニストとしてデビュー。その後、ポーランド国立フィルハーモニー・ホール等多くのコンサート・ホールで演奏し、海外の国際音楽祭にも多数参加する。作曲家、ジャズ・ピアニストとしても活躍。ワルシャワ・ショパン音楽院(現・ショパン音楽大学)ピアノ科卒業後、アンジェイ・ヤシンスキ、テレサ・マナステルスカの各氏に師事。
1995年 フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ポーランド)入賞。
1997年 ヨーロッパ・ピアノフォーラム(ベルリン)に出演。
2002年 第36回モントルー・ジャズ・フェスティバル(スイス)に参加。